『DAU. ナターシャ』レビュー(関西の映画シーンを伝えるサイト キネ坊主)
関西の映画シーンを伝えるサイト キネ坊主さんで『DAU. ナターシャ』のレビューを書かせてもらいました。
イリヤ・フルジャノフスキーによる壮大なDAUプロジェクトの1作目である今作。『トゥルーマン・ショー』のような巨大な世界観を作り上げ、ソヴィエト連邦の全体主義を描き出そうとする試みは、映画というよりはインスタレーションに近いかもしれません。しかし、あまりにも規格外なやり方で撮影されている点や出演者をマインドコントロール下に置いているのではという批判も。その後、2作目である『DAU. 退行』も日本公開されましたが、見に行けなかったな…。
賛否渦巻く規格外な映画ですが、ぜひ読んでいただけると幸いです。
『DAU. ナターシャ』
DAU. Natasha/2020年/ドイツ、ウクライナ、イギリス、ロシア
監督・脚本:イリヤ・フルジャノフスキー、エカテリーナ・エルテリ
出演:ナターリヤ・ベレジナヤ、ウラジーミル・アジッポ、オリガ・シカバルニャ