『コンペティション』レビュー(関西の映画シーンを伝えるサイト キネ坊主)
関西の映画シーンを伝えるサイト キネ坊主さんで『コンペティション』のレビューを書かせてもらいました。
実は、ペネロペ・クルスとアントニオ・バンテラスが本格的に共演するのは今作が初めてなんですよね。ペドロ・アルモドバルの『アイム・ソー・エキサイテッド!』や『ペイン・アンド・グローリー』もありましたが、前者はカメオ出演、後者では同じ場面で共演していないのです。そういった意味では夢みたいなキャスティングを実現した映画です。しかし、内容は映画業界の裏側にある空虚さや虚栄が浮かび上がるという意地悪な物語。『逆転のトライアングル』のように、なんともいたたまれない気持ちにさせられる映画です。
ぜひ映画と合わせてレビューも読んでいただけると幸いです。
『コンペティション』
Official Competition/2021年/スペイン・アルゼンチン
監督:ガストン・ドゥプラット、マリアノ・コーン
脚本:アンドレス・ドゥプラット、ガストン・ドゥプラット、マリアノ・コーン
出演:ペネロペ・クルス、アントニオ・バンテラス、オスカル・マルティネス