『カポネ』レビュー（関西の映画シーンを伝えるサイト キネ坊主）
マリオン
関西の映画シーンを伝えるサイト キネ坊主さんで『カポネ』のレビューを書かせてもらいました。
トム・ハーディが晩年のアル・カポネを演じたことが話題ですが、注目すべきは監督のジョシュ・トランクではないでしょうか。『クロニクル』という大傑作を作り上げたものの、リブート版『ファンタスティック・フォー』が制作段階で大きなトラブルに見舞われてしまい、批評面でも興収面でも悲惨なことになってしまいました。その余波を受けるかのように『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品の監督も降ろされるなど、ここまで不遇なキャリアになろうとは誰が予想したでしょうか。復活するのはなかなか難しいのかなと思っていただけに、今作で久しぶりに彼の新作を見ることができて嬉しかったですね。
しかも、『クロニクル』『ファンタスティック・フォー』『カポネ』と並べてみると、実は一貫性のあるテーマを扱っているように見えるのです。そういったところもレビューに書いてみました。ぜひ読んでいただけると幸いです。
『カポネ』
Capone／2020年／アメリカ、カナダ
監督・脚本・編集：ジョシュ・トランク
出演：トム・ハーディ、リンダ・カーデリーニ、マット・ディロン
