『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』レビュー(関西の映画シーンを伝えるサイト キネ坊主)

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関西の映画シーンを伝えるサイト キネ坊主さんで『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』のレビューを書かせてもらいました。

『her/世界でひとつの彼女』のように無機物に恋をしてしまう物語はたくさんありますが、キャリアやプライベートに悩む現代の女性像をきちんと描こうとしている今作にとって、アンドロイドとの恋はきっかけにすぎません。むしろ主人公はずっとアンドロイドとの恋愛に懐疑的ですからね。しかし、精神的に不安定なときには、アンドロイドの完璧さに安心したりもする。そんな人間の曖昧さと女性として生きることにフォーカスを当てているのが新鮮でした。

アンドロイドが恋人になる未来は果たして来るのでしょうか。レビューもぜひ読んでいただけると幸いです。

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド
Ich bin dein Mensch/2021年/ドイツ
監督:マリア・シュラーダー 脚本:マリア・シュラーダー、ヤン・ショムブルク
出演:ダン・スティーブンス、マレン・エッゲルト