『聖地には蜘蛛が巣を張る』レビュー(関西の映画シーンを伝えるサイト キネ坊主)

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関西の映画シーンを伝えるサイト キネ坊主さんで『聖地には蜘蛛が巣を張る』のレビューを書かせてもらいました。

イランで実際に発生した連続殺人事件を描いた本作。16人もの女性が殺害されたという事実だけでも衝撃的ですが、どこにでもいそうな普通の人にしか見えない犯人の存在感や犯人を英雄視する動き、そしてどの国にもある社会背景に恐ろしさを感じてしまいます。犯人を駆り立てるものは何だったのか、なぜ社会は犯人の凶行を生み出してしまったのか。考えれば考えるほどに、底知れぬ闇に近づいていくような気持ちになることでしょう。

ぜひ映画と合わせてレビューも読んでいただけると幸いです。

聖地には蜘蛛が巣を張る
Holy Spider/2022年/デンマーク・ドイツ・スウェーデン・フランス
監督:アリ・アッバシ 脚本:アリ・アッバシ、アフシン・カムラン・バーラミ
出演:ザーラ・アミール・エブラヒミ、メフディ・バジェスタニ、アラシュ・アシュティアニ